瀬戸内怨霊経のクライマックス、崇徳上皇の怨霊と対決した佐柳島。

実は扇姉妹が転校した学校で、二人に協力して怨霊を払っていた生徒・鳴海が今回の黒幕でした。

鳴海

崇徳上皇が配流されてから何年もたってから殺されたのは塩飽水軍の宝の情報を手にいれたからで、大乗経にはその場所がのっていた。
鳴海はその宝を手にいれて瀬戸内を一大リゾートにするつもりだったのです。

そのために正体を隠して翔子に接近。
同じ能力者として「君といっしょにいって、同じ仕事をしたい」とかアプローチ。
翔子も鳴海に好意をもっていたのですが、実は利用されていたと知って、深く傷つきます。

鳴海は結局崇徳上皇の怨霊にのっとられ、命を落とすのですが、翔子の腕のなかで「おまえなんかすきじゃない」とか言いながら亡くなります。珠巳と鴉玉は怨霊から解放され、鳴海の遺体をもって去っていくのでした。

鳴海の過去は、祖父である多度津汽船の社長とその養女との間にできた子どもということでした。
秘密を守るため、鳴海は離島に住む夫婦の子どもとして育ちますが、過疎化で船が来なくなり、養父母は病気で亡くなりました。
その後は祖父の家で育ちますが、戸籍上の父親にうとまれ、家でもみなよそよそしいため孤独な日々を送ります。
珠巳だけは、歳も近く親しくしていました。

ある日、祖父と母の密会を目撃(二人の関係はまだ続いていたのです)して、自分の出生の秘密を知ります。
このとき勢いで母親の夫を殺してしまうという事件も。いやあ歪みそうですね。でも翔子に八つ当たりしなくてもいいのになあ。

ところで塩飽水軍のお宝って銅銭だったので金銀財宝と思っていた鳴海はがっかりして崇徳上皇にのっとられちゃったのよね。